超音波とは?
人が感じ取ることができないくらい高い周波数の音の波のことです。
イメージしやすいのは水を入れたコップの表面に「あーーー」と声(音の波)を与えると水の表面が揺らぎます。

この力を利用した治療機が超音波治療機です。
身体に超音波刺激を与えると細胞同士が振動させることができます。
この細胞同士をさらに強く振動させ摩擦熱を産むことにより、関節、筋肉の奥の方から温めることができます。
これは、入浴やホッカイロなどで表面から温めるよりも、より深部の加熱が可能になります。

超音波治療機の使用方法
超音波を使用するには主に下記の2パターンあります。
熱を発生させない非温熱超音波施術
深部から温めて関節・筋の動きを良くする温熱超音波施術
非温熱作用を利用するのは主に急性期(時間が経過していない)場合に使います。
温熱作用を利用するのは主に亜急性期、回復期(時間が経過した)場合に使います。
超音波は様々な場面で使用できるので現代の整骨院の治療では必須の治療機です。
超音波治療の実際
腰部の超音波施術のイメージ
このケースは回復期で100%、3ⅯHz、1.5Wで施術を行っています。

下腿部の超音波施術イメージ
このケースではトレーニングで痛みが強くなった状態でしたので
30%、3ⅯHz、0.5Wで施術を行っていて熱を出さないようにしています。
超音波はケースによりパラメーターが異なってきます。
ですので、1人1人超音波施術が変わってきます。
詳しくは院長のお尋ね下さい!